フランスには海軍、海兵隊の長い歴史から美しい服も同時に生まれてきた歴史がある。
セーラー、ボーダー、ヴァルーズの類がそれである。
現在、ご存知の通りそれらはファッションアイテムとして多くのフランス人、世界中の人々が着用するものとなった。そして今回、ヴァルーズを洋服(ジャケット)としてオートクチュールに解釈したのが今回のモデル。
「Boudeuse」ブドゥーズ
直訳:不機嫌そうな女の子の意。別で、世界一周を初めてツアーした最初のフランス船の名前であり、このモデルの由来。この伝説の船のように世界中を旅し、世界中に羽ばたくようにと。
LUTAYS
"Boudeuse"
Irish linen 100%/ Linden green
LUTAYS
"Boudeuse"
Irish linen 100%/ Medium Grey
ジャケットの内側に全て(ボタン、ポケット)が組み込まれ、外側には何も無い。
船乗りは、船上作業での安全上の理由からポケットやボタンがロープに引っかからないようにそうなった。このモデルの内側には二つのポケットが施されている。釣りノート用とタバコ用だそうだ。なんとも現代には似つかないその表現、用途は昭和生まれの自分にとってはやはり刺さるものがある。シルエットや素材に関しては、このブランドが期待を裏切るわけはなく、全く不安はない。選りすぐったモデル数(現在5モデル)、拘って熟考され引かれたパターン、流行りではなく今を意識した襟の形、着丈のバランスなどオートクチュール仕込みの本格派。遊びも無いが隙も無い。こちらの生地カラーは今回の為のエクスクルーシブ。自分的にはあとは、着てどう格好いいかを探るだけ。
最後に、フランスの画家モイズ・キスリングもいつも着ていた。このジャケットを着るとフランスの夏休みのムードとフランスの探検家のロマンスを別の感覚で味わえるとゆうことだそうだ。着るのが楽しみだ。
4月末からの新商品予定でしたが、只今お店が開いていませんので先にこちらで紹介します。
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