108 special presents by Lesleston

今回のイベントでシャツの定義の難しさをまた感じた。
主役でなく主張しない、かつ丁重で控えめ。


170番手双糸のSUPER RIVA(スーパーリーバ)ブルーツイル、70'sビンテージDavid&John Andersonの白ドビーストライプ、David&John Andersonの300番手双糸のブロックストライプ。 
至極の生地を使いレスレストンの凡庸性の高いドレスシャツのRTWモデルをベースに今回の108仕様としてビスポーク仕様、最高品質で誂えて頂いた。今回はデザインに関してはほぼリクエストしなかった。あくまで普遍性のあるドレスシャツがベースのほうが僕らからしたら面白い。だってファッションではない物にまだ見ぬ答えがあったりするじゃないですか。今回はせっかくの良い機会、作りたい限界を自由にお願いした。


一から型紙を起こした4着限定の型紙。
縫製は完全に自社のビスポーク職人による丸縫いで、
折り伏せ、各パーツ付けも全てハンド。薄く糊付けによる下張りから長い時間をかけるクセ取り処理。
一般的な運針よりも遥かに細かいステッチワーク、
巻きも全て細く、パッカリングも極限まで減らした。
やはり、1人の職人によって縫い上げた手の温もりと、機械的な工程では出せない丸みや曲線による独特のオーラが纏う。
生地も全て1日水付けを行なった後長い時間をかけて地直しする事で、目が詰まり、洗った後の歪みもなくなる。
基本的であり、最高品質を得るために下拵えを丁寧にし誂える。

正直今回のは、既存のうちのオリジナルとは違い、ばちばちで色気ムンムン。
着やすいのは、前者。ただこっちはなんてゆうか、正統派。本当の意味で一枚で様になる。ワンランクもツーランクも上の真のシャツ的要素が、ある。最初からお洒落ではなく、良い物をお洒落に嫌味なく着るそっち。

何でもどこでも買える時代、画像から想像がつくアイテム。否、見て触って着て感じる本質。やっぱこれだよね。是非、ご賞味下さい。









108 Goffa Co .,Ltd

Place : Shibuya PARCO 1F 「The window」
第一部  A面 6/22(火)-6/28(月)
第二部  B面 6/30(水)-7/6(火)
6/29(火)入れ替えの為closed




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