WilliSmith
















FACE À-J期間中、普段古着は着られないと仰る栗野氏が嬉しそうに一着の古着を脇に抱えて持ってこられた。

それは、ウィリーウェア。アフリカ系アメリカ人のウィリースミスからなるレーベル。
黒ベースにネオンのレターからなるコミカルなプリントを盛り込んだとても素敵なシャツガウンだった。

氏は続けてこのブランドについて語ってくれた。
80年中頃、彼が日本に来た時に会いました。ワンシーズンだけだがビームス時代に重松さんと仕入れた事がある。来日時に会ったのはたまたまだが、彼の容姿を知っていたので、声を掛けたそうでウィリーが「なんで私を知ってるの?」と驚いたそうだ。(その時から氏のファッションに対しての探究心たるもの、、)
その帰国後、病気により39歳で早世されたんだよと語ってくれました。
彼が生きていたら間違いなくもっと名を馳せたデザイナーになっていたと。
アフリカ大陸の血脈の方々たるものは、我々の根底にない色使いやタッチが魅力的だと思う。やはり普段から欧米やアジアを中心にファッションを感じているせいか、何か特別でとても力強く映る。


アメリカ大陸にて80年代、アフリカ系デザイナーの第一人者として名を派したWilli Smith ウィリースミス。
このアフリカを題材としたイヴェント(Face A-J )でまさかの主催者と約30数年の時を経て一着のヴィンテージとして再開するとは、、縁とは不思議なものだなと。また強い力、強く思う力には何事も引き寄せられるんだなとつくづく思った。









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